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高嶺の花
教室の帰り道にちょっとばかり遠回りして噂を耳にした山野草のお店に立ち寄ってきました。
趣味でやっている様なお店を想像していましたが、、、ここはスゴかった。
仕事柄なんとなくエビネという花はスゴいぞという空気は感じておりました。
しかし、山に入っても今では滅多なことでは出逢えないし、
園芸種というか交配を繰り返して人工的に華美な美しさを強調して作られた花が
鉢に植わっていてもさほど興味がなく、、、
今まで気にした事がなかった花・・・興味がないとは恐ろしいことですね。
エビネに対するさしたる記憶も知識も何もない状態で、
いきなり物凄い花たちに出会ってしまいました。
写真でも特に惹かれたこともないのに、実物のエビネの花は素晴らしい!!
香り、姿、色、どれをとっても気品にあふれていて愛好家達が魅了される気持ちが
ちょっぴりわかりました。
「おや?」「でも、、」「しかし」値札をみて少々、立ちくらみ。
桁違いの値段に戸惑うばかり、まさに高嶺の花(笑)
私としては庭にゴロゴロと雑草のように?自然に植えたいので手頃な苗をさがして
地道に増やしていくしかなさそうです。

植木鉢なんていうと焼き物としては雑器とか、安物なんてイメージがあるかも知れませんが、
そんな、高嶺の花を植える器はそれなりの物ということで、名のある植木鉢職人さんの
焼いた器はスゴいのですよ。
私も細工物は好きですが手のかけ方が半端ではなく、まさに工芸品と呼ばれる逸品ばかり。
久しぶりにメラメラと闘志が沸く様な作品たちに出会いました。
山野草の寄せ植えに興味をもったからにはちょっと本格的に植木鉢にも挑戦しないと
いけない雰囲気です。

        ・・・・・花を見に行ったのに結局は器にメラメラときてしまった一日でした。
by kouboufu | 2006-04-26 01:25 | ひとり言
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