角川 赤い背表紙 片岡義男  あの頃の夏はよかった~
さてさて、暑い暑い。
気分は最高潮ですが、私の夏休みはすでに終わってしまいました。

そんな中、今日はまた夏の映画の思い出話です。

少年時代の最高の夏の映画が「チコと鮫」なら
青年時代の最高の夏の映画が「彼のオートバイ彼女の島」です。


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実際、もっといい映画は一杯あったし、「彼のオートバイ彼女の島」は
大好きな映画なのですが、、、突っ込みどころ満載の映画です。

(主役が竹内均・・・・どうしてこの好青年が現在「ミナミの帝王」になっちゃったのか???
 役者のせりふが棒読み・・・などなど)

1986年公開、その時、私は23歳へなちょこライダーでした。
最初の記憶は曖昧なのですが、親友のSもライダーで、
当時流行の片岡義男の小説が、なんと大林監督のもと、原田知世の姉の原田貴和子がヒロインで
映画化されると聞きつけ、、、、映画館まで足を運んだのか?ビデオで見たのか?・・・
最初はちょっとがっかり、、そんな程度の記憶なのですが、、、、。

その後、ビデオを手に入れ、毎年夏が近づくと必ず見てしまうお気に入りになっていったのですが、
なぜか、年を追うごとに気になる、思い入れが大きくなってゆく、不思議な映画です。

正直、バイクに興味ない人にはきついと思う、しかし、あの頃のバイク乗りには
たまらない映画に違いないと思います。

私の大好きな「夏」と言う特別に思い入れがある季節に
「オートバイ」や「島」が上手い具合にキーワードとして取り込まれています。
オープニングで主役がバイクに跨り、信号待ちの時に聞こえるバイクの排気音。
これだけでもう、映画に引き込まれてしまいます。

60年代のノスタルジーをオートバイ・島という抽象的なものに置き換えて
描いた映画なので、、、そう、ちょっとマニアックな映画です

映画の中には「カワサキ」のあるオートバイが出てきます。
私はオフロードと言って山の中の砂利道を走るバイク一筋だったので
まったく違うジャンルのオートバイに乗っておりましたが、
この「カワサキ」の「650RS-W3 」には今でも憧れがあります。

男に生まれたからには一度は乗ってみたいオートバイです。

陳腐ですが、「風と一緒になれる」とかなんとか、、、
実際、バイクに跨って走り出した途端、
「生きてる!」って充実感に満たされぱなしでした。
当時、私も今で言う草食系男子でしたが?バイクは特別なモノでした。
なぜ今の若者がバイクに乗らないのか?不思議でならないぐらいです。

バイクを降りてからは・・・少々退屈な人生を送っているのかもしれません。

実はこの映画を見てしまうとバイクが欲しくなってしまうので
長い間封印しておりました(笑
しかし、「チコと鮫」のDVDを探している時に、うっかり?!思い出してしまい、
満を持して?この夏、恒例の行事として彼のオートバイ彼女の島」を見て
思いっきり青春時代を思い出すことにしました。

興味を持たれた方はDVDより、原作の小説の方がオススメです。
でも、何だか廃刊のようですので、ブックオフに!ですかね。


ここからは妄想じゃなくてこの夏の本当の出来事。
この夏は紀伊半島まで遠征して泳いできました。
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バイクではなかったし、ほとんど人気のない岩場で蟹獲りをしていたので
この夏もミーヨ(映画のヒロインの名)には出会えませんでした。
たくさん出会えたのは蟹です
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大好きなスベスベマンジュウガニを始め、三浦や伊豆では滅多なことでは
逢えない熱帯性の生き物たちに出会えました。
水中は写真に収められませんでしたが、沖縄以外で初めて
ハナビラウツボと言う、美しいウツボなどに逢えました。
しかし、嬉しい反面、悲しい現実が・・・
あまりの温かさに、海草が溶けてしまって、温帯の生物が全滅しかけておりました。
その代わり、珊瑚や亜熱帯の生き物たちが、、、
温帯にもなれず、亜熱帯にもなれずに、、この先どうなってしまうのでしょう。
一日目は熱帯のようなスコールの合間を見計らって泳いでいたので
気分もすぐれませんでしたが2日目はイカの大群と泳いだり、、、
熱帯魚の発見の連続で随分と気は紛れましたが・・・この先、地球が心配です。

三日目 今回はお伊勢参りが目的
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伊勢神宮 五十鈴川御手洗場
水面に移る緑の美しさ。
早朝に参拝に出掛けたので、誰もいない厳かな雰囲気の中、しばし見とれてしまいました。

ヤマガラという小鳥がすぐ足元までやってきたり、、、幸せな時間でした。

この夏も世界の平和を祈るのでありました。
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by kouboufu | 2010-08-19 01:42
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