悪路好き
現実逃避に近いですが、久しぶりに遊んできました。

趣味のバイクを買い換えても、なかなかツーリングに出れませんでした。
しばらくブランクもあったし、私も若くはありません。

前日までは海に行こうと思っておりましたが、私が乗り続けているバイクは
オフロード(未舗装=砂利道など)

せっかくだから、バイクと一体になりたくて30年も前から通っている
奥秩父を目指しました。

「大弛峠」(おおだるみとうげ)
山梨県山梨市と長野県南佐久郡川上村の境にある峠。
標高は2,360mであり、自動車車両が通行できる日本最高所の車道峠です。

総距離40㌔ほどが、全線ダートだった、この峠に挑戦したのは高校生の時。
その時は自転車でした。
半日かけて、途中、山の頂を見ながら、沢水で沸かした珈琲の美味しかったこと、、、

現在、山梨側は全線、舗装されてしまいました。

それは私にとって悪夢以外の何者でもありません。

こよなくダートを愛する私にとって、舗装された道はただの移動に便利なだけなものです。

どれ位、素っ気無いものかと、例えると、、、

山にハイキングに行って、登山道が山頂までアスファルトで舗装されていたら
興ざめですよね?

海に行って、砂浜や岩場が護岸工事で波打ち際までコンクリートで整備されていたら
悲しいですよね。

またまた面倒くさい奴と思われるでしょうが、何処もかしこも便利にしないで欲しいです。

笹子トンネルを抜け、ぶどう畑を突っ切り、武田信玄で有名な恵林寺の脇を通り、
古民家が並ぶ旧道を抜けた先に、何の木かはわかりませんが大木がそびえ、
以前から風情がある石橋がありました。
ここから先がダートになる起点でもあり、期待と喜びとで歓声を上げずには
いられない場所でした。

その橋だけ残っていました。(今は手前に新道が付き、廃道になってます)
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手前にあった大木は無くなっていました。

人生50年近く経つと、青春時代の思い出の場所がどんどん消えてなくなり、
さびしいです。

六月末ですが、途中の高原ではツツジやサクラソウが満開で、バイクでは
寒いぐらいでした。

以前なら、四駆の車が少々来るぐらいだった峠は、普通車で溢れ、
駐車するスペースにも困るほどの台数です。

峠には以前の静寂もおもむきもありませんから、感動もなく、とりあえず
秩父最高峰の北奥千丈岳を目指しました。

再び、落胆します。
登山道のほとんどが木製の遊歩道になっているのです。

私の前の世代の人は、ここ、秩父最高峰の国師が岳や北奥千丈岳に登るには
秩父側から尾根に沿って数日かけて縦走してこなければならない、大変な山だったそうです。

私も30年前は、峠まで辿りつくのに大変でした。

それが今では、、、気軽にお散歩です。

せっかく来たのに落胆していては、もったいないので、気分を切り替えると、、、
木道は川底のような地面より、場所によっては2~3メートル近くも高く
作られているので、眺めはすこぶる良くなっていました。
そして、山頂手前では、何と山桜が!!ちょっと嬉しいビックリ。

山梨と長野県境、そして秩父最高峰。
ほぼ360度、富士山や、、、時には日本海まで見渡せる風景は素晴らしい。
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携帯で撮影したので、写真的には冴えませんが、この日の青空の美しさも尋常ではありませんでした

何度も通った大弛峠ですが、運良く、最高の青空でした。

さてさて、本日の最大の目的は、この後のダート走行です。
長野側は川上村の村道なので、予算が付かず、今も未舗装。

車が走れないぐらいの悪路が好ましいですが、私も転倒の危険が増します(笑

バイクが素晴らしいのか、私のネジがたりないのか?
オヤジとは思えない走りっぷりで激走を楽しみました。

度々夢にみるぐらい刺激的なことです。
まだ、もう少しは人生愉しめそうです(笑
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帰り道に、「ほったらかしの湯」という温泉に立ち寄りました。
仕事も用事もほったらかしで出かけてしまったので、そういう意味でも
それっぽい温泉でした?!

以前なら、何もかも忘れて、息抜きになったのですが、、、
山頂で美しい景色に見とれつつ、やはり放射能や今後のことが頭に浮かんでしまいます。
困ったものです。
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by kouboufu | 2011-06-29 23:16 | ひとり言
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