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圓(えん)の戦争
骨董市で時折探すモノ。
私が生まれた年の硬貨とか、日付までピッタリの東横線の切符とか(笑

真剣に探したことはないので、目ぼしい物が見付からず、ちょっと退屈な時?などに
チラッと覗き込んでは見るものの、見付かったためしはありません。

ほとんど冷やかしに近い、迷惑な客でしょうか。

そういえば、ギザギザ模様の10円玉も最近はめっきり見かけなくなりましたね。
さてさて今日はもうちょっと古い時代のお金の話。

円ではなく、旧字の圓(えん)の頃のお話です。

本当はクレオパトラの顔のレリーフが描かれた金貨などをコレクションに
加えてみたいものですが、宝くじが当たっても買えるかどうかわかりません。
なので、少し興味あったのが、現在の1コイン、500円玉でも買える、
戦時中あたりのお札でした。

話のついでに書くと、私が小学生の頃はまだ、函館あたりでは百円札がかなり流通して
いたのでしょか?
函館のおばちゃんが来ると、「こちら(神奈川)では珍しいでしょ!」と
何度か百円札のお小遣いをいただいたことがあります。

大事に図鑑か何かに挿んでおいたのを、すっかり忘れ、本ごと無くしてしまいました。
・・・よくありそうな話ですね。

話を戻しますが、骨董市で出会う、割と安く買える、古札。
古過ぎて、何の思い入れもないし、デザインも硬いし、手にはするものの、
コレクションに仲間入りすることはありませんでした。

そんな戦時中のお札ですが、、、
昨夜の「NHKスペシャル 圓の戦争」は大変興味深い内容でした。

戦はお金がないと出来ません。
戦費をどうやって捻出したのか?という視点から大東亜戦争をよく捉えていました。
恥ずかしながら、、、
高橋是清がなぜ二二六事件で殺されたかも、原因がよく分かりました。

番組の内容はこちらがよく解説されてます↓
http://blog.goo.ne.jp/2005tora/e/1854cc82e7a8e1dedf64873ecbbc9122

戦費を調達するために、悪知恵を働かせて印刷しまくったお札。
手元に持つには、ちょっと気が重すぎます。
安いからといって、買わなくて良かった。
こんな時もあります。
by kouboufu | 2011-08-15 23:33 | ひとり言
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