先日、「ふう」で一番の働きもの、今島先生のグループ展が銀座でありました。
教室で使っていたお気に入りの今島先生作の湯呑みを不注意で割ってしまった私は (ゴメンナサイ) これは良いチャンスとばかりに出掛けてきました。 フリーカップに使えるモノをゲットしました。 可愛い、アジアンチックな鳥ちゃん柄です。 乗れもしないバイクを失って自分探しをしなければいけない私は、、、(しつこいかな) 陶芸の道を極めるべく、立ち上がればよいのですが、、、(今更ながら) 極めて凡人の私には何かしらの刺激がないと物事が進みません。 グループ展見学後、最高の刺激を求めに思いついたのが 「食」です。 先日の小原流の荘厳ないけばな展「水色麗花」をみて瞑想したい自分に会いました。 今回は死ぬ前に一度行ってみたかった料理屋、広尾の「季楽」に行ってきました。 (ちょっと大げさか) 何故、京都の「吉兆」や「辻留」ではなく、「季楽」なのか?というと 実に簡単な理由で私にはちょうど良いレベルだからです?! それは冗談として、私、一押しのギャラリー、夢宇谷の「ムウ」さんと同じ オーナーさんがやっているお店でぜひ料理版「ムウ」さんを体験したかったからなのです。 死ぬ前に、、、と大げさなことを書いた割りには思い切りが悪く、 お手頃なランチに行ってきました。 料理はすべてお任せコースのみです。 ギャラリー「ムウ」さんのオーナーらしいしつらえの店内はとても良い感じです。 (相変わらず接写用のレンズしか持ってないので全体が分からなくてごめんなさい) まずはこちら 湯葉の上に岩のり。土佐酢が良い塩梅です。 器と料理と色の取り合わせと味と、、、 器と料理と色の取り合わせと味と、、、 繰り返し、繰り返し、私の貧相な五感ですがフル稼働させるソレは期待以上のモノでした。 料理たった一品で「食」の迷宮に運んでくれる雰囲気がうれしかったです。 2品目がこちら碗ものです 夏と言えば「ハモ」なんでしょう。 「そうか、ハモだよな、ふむふむ、、、」と味わいつつある私が次に感動したのが 「ハモ」の下に隠れていた「カニ」の焼き物です。 「カニ」のほぐした身に何かをつなぎとして練り物にして軽くあぶった物体です。 食べた事がないモノなので名称がわかりません。 仮の名として「カニの葛よせ?まんじゅう焼き?」と命名しておきます。 私が無類のカニ好きと知ってあえて、こんなに美味しいモノを出してくるのは 私に対する挑戦かと、一人勝手に勘違いし、 一口味わっては「ふぅ~」「むぅ~」「くぅ~」と悩み、喜び、喜怒哀楽激しく盛り上がり、 結局は「カニ」がたっぷりしかわからなかったおバカな私です。 この時点でまだ2品。 私にとって最高のもてなしであり、堪能しつくしてしまいました。 まだ2品をいただいただけですが、もし仮にここで料理が終わっても私は満足でした。 でもまだまだ続くのでした・・・(当たり前か) 3品目は刺身です。 これまた、お決まりと思いつつ、刺身の奥に佇む「つま」に興味津々になりました。 刺身は美味しいし、磁器の染め付けやガラスの小鉢にも目が行きますが、 気になるのがこちら 里芋か何かの茎のようだがスライスして生で食したことがないから 取りあえず正体不明。 エビも迂闊にも今まで食した事がないエビであった。 勝ち負けではないのにもう、完敗も良いところ。 そんな私を察してか、突然カメラのバッテリーが切れた。 なので写真がありません。 と、言うことで私と「季楽」さんの料理人との真剣勝負のお話は終わりです(笑) (その後も料理は続き、満足満足でした) 用としての美を兼ね備えた器。 あまりの美しさに溜息が出ました。 美味しい料理についつい興奮してしまいました。 ちょうど良い貧乏加減が今は幸せです。 たまに出来る贅沢のありがたいこと。 今回はちょっとお金を奮発して贅沢を味わえましたが 普段はお金で買えない贅沢ができる工房ふうと私です。 みんなもっと当たり前のことや普段の生活を感謝して 自分の価値観に五感を研ぎ澄ませれば豊かな生活が始められると思うのに と、思った「ふう」でした。 自分探ししながら?人の事考えたり、ご馳走並ぶと自分探しなんか忘れてたりしつつ、、、、 次回は再びとてもいい加減ですが物欲に走る、私の極めて愚かな人間的な側面を描きつつ、 買い物ツアーのお話に続く予定です
by kouboufu
| 2007-08-03 02:58
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