先日、夕暮れ間近、我が家に戻ると裏庭から煙が、、、
草むしりどころか、落ち葉まで散らかり放題にしてしまったら 大家さんのおばあちゃんが見かねて庭のお掃除をして焚き火をしているところでした。 さすが焚き火歴うん十年のおばあちゃん、湿った落ち葉を上手に焼いていきます。 窯焚きは出来るけれど、、、、湿った落ち葉を上手に焼くお婆ちゃんには脱帽。 もしかして、、、薪窯を焚かせたら私より、お婆ちゃんの方が上手だったりして?! 久しぶりに焚き火を囲んでの談笑となりました。 いまだに庭で焚き火が出来る工房ふうも十分レトロなのですが、 先日、旅した京都はほんとに良かったと言うわけで今日も京都話です。 泊まった宿が超レトロ。 明治時代に建てられた長屋風の町屋です。 その名も懐古庵 古めかしいタンスの中には着物やら、、、台所は土間で流しはタイル張り。 水屋タンスには食器がびっしり。 とにかく、部屋中、ガラクタがどっさり。 ざっと見てまわるのに一時間はかかりました。 このガラクタ?!加減は我が工房ふうもビックリのボリュームです。 はしごの如き、かなり危険な階段を登った小部屋にはこれまたレトロなオーディオセット かなりの枚数のレコードも自由に聴けるのです。 さすがに演歌系はダメでしたのでキレイな水着姿のジャケットのシャンソンの レコードに針を落とすと、、、、 なぜか渋く、枯れた歌声が聴けました。 ジャケットとのギャップに驚きましたが、なかなか良かったです。 初めてのレコードに針を落とすときの緊張感がいいですね! 久しぶりに味わう、緊張感でありました。 今回は思わず、身分に合わせて貧乏長屋?に泊まってしましたが わずか、数千円奮発すれば昔のお金持ちが住んでいたであろう、 豪邸バージョンもあるそうです。 その名も「迎賓閣」だそうです。 こちらは予約もたくさん入っているようでした。 いつか泊まってみたい宿です。 貧乏長屋にはそれらしい、五右衛門風呂もあったのですが、 最近、銭湯にハマっているのでなぜか、奈良、京都での銭湯巡りにも気合が入る 私なのでした。 お酒も、賭け事も、、、、その他もろもろに興味がない私?の 夜のお楽しみが銭湯!! 出来れば、時代に取り残されたようなレトロな所なら最高。 奈良では、なぜかアジアンチックなビジネス宿に泊まりましたので そこから徒歩で20分ぐらいの銭湯に行ってきました。 いにしえの奈良の 「勇湯」発見です 近くの商店街で一杯引っ掛けてご機嫌で少々千鳥足のお爺さんに 「近所で一番古い銭湯は何処?」というトンでもない質問をすると 最初はビックリしていましたが、、、俺について来なさいということで ご親切に銭湯の前まで案内してもらっちゃいました。 そこはいかにも私好みなレトロな銭湯で大当たり♪ 神社、仏閣もよいですが、「勇湯」にはそこかしこに庶民の「いにしえのモノたち」が、、、 番台は立派なヒノキ造り、脱衣箱もこれまた立派なヒノキ造り、 しかも数字の部分はただのクロ文字ではなくて 高級な将棋の駒のように彫りを入れて漆仕上げです 「ガキには分からぬ、この渋さ ガキには読めぬ、この漢字」 というわけで、興奮してしまい、少々お下品になってしまいました、すみません。 でも写真には写っていませんが私も読めない数字がありました(笑 ゆっくりとお風呂に入ったあと、番台のお婆ちゃんとしばらく骨董談議。 なんでも先日、ドイツの雑誌がレトロな銭湯取材に来たり、、、 この脱衣箱を売ってくれという業者がたくさん訪れるとのことでした。 (私も欲しかった・・・・あはっ) そういえば、銭湯の番台で始まった骨董談議ですので こちらはパンツにかろうじてTシャツ一枚。 まわりには裸のおじいちゃんが行ったり来たりの中、 お婆ちゃんとこれまた時代物で魚市場で巨大マグロでも測れそうな体重計や 古風な神棚について語り合って、、、合間に常連さんのおじいちゃんが やはり裸で話に加わったり、、、 私はお決まりで、、、?! 久方ぶりに「瓶入りマミー」なぞを飲み干しつつ、、、 なんとも間抜けで、平和なひと時でありました。 ・・・京都でタイムスリップ話が少々脱線して奈良に行ってしまいましたので 話の続きはまた今度ということで・・・・おやすみなさい。
by kouboufu
| 2008-12-07 01:40
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